勉強してもそれが身に付いてない気がする…。しっかり勉強しているのに、どうして?
こんにちは、かーりーです!こんな人は「アウトプット大全」の本を読んでみましょう!
- 「アウトプット大全」はこんな人におすすめ!
- 「アウトプット大全」の内容
- 「アウトプット大全」の感想
「アウトプット大全」はこんな人におすすめ!
- 勉強したはずなのに思い出せないことが多い
- 急に意見を求められるとうまく答えられない
- どんな風にアウトプットをしたらいいか分からない。
こんなお悩みはありませんか?
これは「アウトプットが上手くできていないこと」が原因かもしれません。少しでも思い当たれば読む価値ありです。
「アウトプット大全」の内容
本の概要
本書の概要を説明します。
結論
- アウトプットは重要
- アウトプットには様々な方法がある
- アウトプットし続けるべし
結論はこの3点です。本書では最初から最後まで徹底してアウトプットの重要性が語られています。
著者
- 精神科医
- アウトプットの重要性に40歳で気付く
- アウトプットの量が極めて多い
著者は精神科医の樺沢紫苑さん。
特筆すべきは40歳以降のアウトプットの量。この結果、飛躍的な自己成長を体感したそうです。
- メルマガ毎日発行13年
- Facebook毎日更新8年
- Youtube毎日更新5年 など
本書はこの経験に精神科医としての知見を交えて書かれています。
構成・内容
- アウトプットの重要性とその効果
- アウトプットの方法とポイント
- アウトプットを継続するためのツール
本書はこのような構成になっています。それぞれについてご紹介します。
アウトプットの重要性とその効果
まずアウトプットの重要性とその効果が説明されています。特に記憶に残ったのは下記の内容です。
- 「現実」はアウトプットでしか変わらない
- 成長曲線はアウトプットの量で決まる
- インプットとアウトプットの黄金比は3:7
アウトプットの方法とポイント
次はアウトプットの方法とポイントの説明。
アウトプットには3つあります
- 話す
- 書く
- 行動する
それぞれ異なるメリットがあり、適した方法を選択することが重要。また、各アウトプットのポイントを理解するとより効率的です。
アウトプットを継続するためのツール
最後はアウトプットを継続するためのツールの紹介。
日記、SNS、ブログなどをツールとして紹介し、それぞれのメリットを説明していました。
読後に推奨されること
どんな形でもいいのでアウトプットしてみることが推奨されています。(私のこのブログもアウトプットの一環です。)
基本情報
- タイトル:学びを結果に変える アウトプット大全
- 著者:樺沢紫苑
- 出版社:サンクチュアリ出版
- 発刊日:2018年8月3日
- 総ページ数:269ページ
- 価格:1450円
「アウトプット大全」の感想など
良かった点
- アウトプットについてまとめられている
- アウトプットのツールと方法が語られている
以下で詳しく説明します。
アウトプットについてまとめられている
アウトプットの重要性と効果、また具体的な方法とポイントが体系的にまとめられています。
この内、アウトプットの重要性について特に印象に残った項目が2つあるのでご紹介します。
「現実」はアウトプットでしか変わらない
インプットすると成長した気になりますが、それで変わったのは脳内世界だけ。現実を変化させるにはアウトプットが絶対に必要です。
インプットとアウトプットの黄金比は3対7
多くの人はインプットに偏っていて、インプットとアウトプットの比率は7対3になっています。それに対し、高い成果を出す人はその比率が3対7。これが黄金比と呼ばれています。
つまり、無意識だとインプットに偏るので意識的にアウトプットを増やす必要があるということですね。
アウトプットのツールと方法が語られている
アウトプットを実践する場がないと思う人も多いのではないでしょうか。そういう場合には初歩のアウトプットとして日記を書くことを薦めています。また、ステップアップとしてのSNS、ブログへのアウトプットも紹介されています。
このように、読者のレベルに応じたアウトプットを紹介し、 少しづつトレーニングが積めるようにしている点は優れていると感じました。
イマイチだった点
大きな構成ごとの繋がりはありますが、各項目ごとの繋がりが薄いです。
例えば、チャート図を用いて場面ごとの効果的なアウトプット方法などが紹介されているとより良いと感じました。
まとめ
アウトプットに焦点が当てられている本でした。読むと「アウトプットしなきゃ!」という気持ちになります。
私も、この記事をまとめて「アウトプット大全」の効果を実感しています。学びを結果に変えたいと考えるならば一度読んでみることをオススメします。