2018まとめ

こんにちは、かーりーです!

2017年の11月に脱サラしたいと考えて、行動を始めてから丸1年になります。
ここで今までに経験したことを一度振り返ってみようと思います。

正直言って脱サラにはまだまだ遠いですが、経験して良かったこと、
イマイチだったことなどを正直な気持ちで書きます。

投資

この一年の間でさまざまな投資に取り組んできました。
手軽なものから時間のかかるものまでありますが、
取り組んだものそれぞれに対してコメントをしていきます。

株式投資

投資と言えばまずは株だろう、と思って取り組み始めました。
この時は少しでもお金が増えればいいなといった程度の気持ちで、
多くの時間勉強したという訳ではありませんでした。

勉強した内容は

  • ローソク足の見方
  • 移動平均線などのテクニカル指標
  • ファンダメンタル分析の方法

といった基礎的な内容だけです。
ちなみに、勉強に使用した教材はこれです。

世界一やさしい株の教科書1年生

<世界一やさしい株の教科書1年生(amzonへ)>

<世界一やさしい株の練習帖1年生(amazonへ)>

さて、投資の結果ですが元本30万円に対し3カ月で5000円程度のリターンでした。
なので、年利にすると約6~7%程度で運用していたことになります。

改めて数字で見ると、個人で運用していた割には悪くないと感じられますが、
3カ月後に株式投資から引き上げました。

理由は2つ。

  1. FXにお金を移したため(FXについては後述)
  2. 勉強した時間に対してお金の増え方が遅いと感じたため

この時はテクニカル重視で短期的な売買を繰り返しており、疲れてしまいました。
今から考えれば、FXよりも株の方が投資としては堅実だと思いますので、
2019年ではもっと長期的な視点で株式投資にも取り組みたいですね。

ちなみに、今年の11月から初心者向けの株式投資勉強会も始めました。
こちらのサイトにはまだページを作成していませんが、またご紹介したいと思います。

株式投資勉強会<<株式投資勉強会のページへ(セミナー情報.com)>>

FX

次にFXです。

FXと聞くとハイリクス・ハイリターンで怖く感じる方も多くいるかもしれませんが、
やってみると意外とそうでもありません。
僕はレバレッジ888倍でやっていますが、
借金になってしまうような不安を感じたことは1度もありません。

過去の記事ですがこちらも一度ご参照ください。

【投資初心者向け】始める前に知っておきたい!FXのメリットとデメリットとは?

FXを始めるときも勉強はしましたが、意外と株式投資で勉強したことが役立ちました。
テクニカル指標は株式投資とほとんど同じなので、こちらで勉強し直す必要はありませんでした。

始めるにあたって勉強したのはむしろ使われる言葉の方で、
例えば「レバレッジ」「スワップポイント」「スプレッド」などの
FX特有の言葉については始める際に覚えておいた方が良いです。

特に「レバレッジ」は投資でもビジネスでも大事な言葉ですので、
まだよく分からないという方は上記のリンクから過去のFX記事をお読みください。

肝心の結果ですが、元本30万円に対して3カ月で12万円増えたのですが、
その後雇用統計で利益をすべて失くしてしまいました。

その後持ったポジションで大きく含み損となったのですが、
最近これが解消されて今はほとんど±0の状況です。

やった意味があったのかと聞かれると、お金の面ではほとんどありません。
しかし、相場の動き方やプライスアクション、またレバレッジの考え方といったことが
学べたので全くの無意味ではないと思います。

2019年のポートフォリオ比率は下げてもいいかなと考えていますが、
経済との連動が為替相場を通じて見られるといった理由で個人的にFXは好きです。

2019年も継続したいと考えています。

不動産

次に不動産投資です。
金持ち父さん・貧乏父さんを読んだ人なら取り組んでみたいと思う投資の1つではないでしょうか。

家賃収入という言葉は一見とても魅力的に聞こえます。
しかし、不動産投資は扱う金額が大きく、間違った不動産を買うと人生が終わります。

(事実、ひどい条件で物件を買ってしまった人も知っています)

なので、もしこれから不動産を買いたいという人がいれば、
良く勉強した上で慎重に検討してください。

ちなみに私がやった勉強は下記の通りです。

  • 不動産会社の投資セミナー
  • ビジネススクール社長の経済セミナー
  • デベロッパーのセミナー
  • FPさんによる不動産勉強会
  • 不動産売買業者との面談(計3回)

どのセミナーも経済の動向や言葉を知るための予備知識としては役立ちました。
しかし、この中で一番ためになったのはFPさんの不動産勉強会で、
物件選びに大いに役立ちました。

もしこのFPさんのセミナーに興味があれば、連絡していただければご紹介できます。(大阪開催です)
こちらから連絡ください。

不動産投資について全く知らない、あるいはイメージも湧かないという方は、
一度セミナーだけ聞きに行くのも良いと考えます。
(その後購入するかどうかは慎重に判断してください。)

<不動産投資セミナー(関東開催)>

結果ですが、まず私は大阪市内の中古マンション1部屋をほぼフルローンで購入しました。
(手出しは火災保険、不動産仲介手数料、不動産取得税など)
月々の収支は+2000円程です。

額面だけ見れば大したことが無いように感じますが、
不動産投資には保険・年金・節税といった側面もあるため、
これを加味して考えると決して小さなプラスとは思えません。

(このおかげで私は生命保険とがん保険の掛け金を減らせています)

また、不動産投資のローンはサラリーマンの間に締結するのが最も効果的です。
そういった意味でも早く始められたのは幸運でした。
もしあなたが大企業に勤めているならチャンスですよ!

といった感じで、不動産投資は勉強こそ必要ですが、
一旦買ってしまえばメリットが大きいのに放っておいていいので、
2018年に取り組んだ投資では一番オススメです。

仮想通貨

逆に一番失敗したのは仮想通貨投資でした。

私が購入したのは2018年1月と、仮想通貨バブルの真っ最中。
XRPが300円台の時に高値掴みしてしましました。

使った金額は5万円程度でしたので、大きな痛手ではなかったのですが、
このお金が回収できるのはいつになるか全く予想がつきません。

やはり相場に参入する前によく勉強・検討する必要がありますね。

ただし、仮想通貨自体はファンダメンタル的な問題を抱えている訳ではありませんし、
これからますます使われていくものだと考えます。

2019年に期待しましょう!



ファンド(投資信託)

とある方の紹介で投資することになったもので、
仮想通過のICOを扱うファンドに投資しています。

公開しているファンドではないため、あまり詳細をお伝えすることはできませんが、
元本30万円に対し、そこそこの運用成績を出していただいたいます。

株式投資やFX、仮想通貨に個人投資家として参戦するのも夢があって面白いのですが、
その人個人が勉強したりチャート分析するために多くの時間を取られてしまうことが
ネックになると私は考えています。

そういった意味で投資信託などのファンド投資は時間的な効率がいいと最近感じ始めました。
聞くところによると、投資信託でもきちんと商品を選べば年利10%は狙えるとのことですので、
2019年はもっと信託も勉強したいですね。

保険

今年取り組んだ投資で目から鱗だったのが保険でした。

まず、個人年金を解約しました。
改めて運用提案書を確認したところ、積み立て年金額550万円に対し、
受け取れる年金額が585万円で、6.3%しか増えない内容になっていました。

貯金も投資も苦手という人にとっては、
給与から自動で差し引かれて若干の利子がつくため良いかもしれませんが、
私にとってはあまりにもリターンの小さすぎる投資でした。

次に、保険の見直しを実施しました。
こちらは紹介していただいた保険コンサルタントの方と複数回面談を実施し、
色々と保険について教えてもらいながら進めました。

私の場合、今年結婚したので妻と子2人を扶養していた場合をシミュレーションしました。

教えてもらった内容を簡単にまとめますと、

  • 良い保険とは、支払った保険金がちゃんと帰ってくる保険
  • 公的な保険(遺族年金など)もきちんと活用して見積もりをする
  • 不動産があるため、生面保険は葬儀代があれば十分、がん保険は不要
  • 医療保険は必要分だけに留め、掛け金は小さく抑える
  • 変額保険の運用利率は意外とあなどれない

これだけの内容を無料で教えてもらっただけでも十分価値がありますね。
この結果、私の毎月の保険料は2000円ほど安くなる見込みです。
保険の内容は同じか、むしろ少し良くなっています。

投資で2000円の不労所得を安定的に得るのはなかなか大変です。
少しの努力で大きな成果が得られるのが保険見直しなのだと実感しました。

また、保険はマイホームに次ぐ人生で2番目で大きな買い物だそうです。
見直しをかけるならできるだけ早いほうがいいですね。

と言っても保険屋の人たちの多くはセールスマンで、
我々のことを本気で考えてくれる人は少ないです。

そのため、まずは私達自身が保険について勉強しておくことが重要です。
大阪での開催になりますが、知り合いのFPさんのセミナーがおすすめですので、
ご興味のある方はこちらから連絡願います。

貯金・預金

これらの投資を通じて、貯金に対する考え方も若干変わりました。

忘れられがちですが、貯金(あるいは預金)だって立派な投資です。
バブル崩壊前は普通預金ですら年利4%近くありました。

ただし今となっては利息はほぼゼロで、貯金は金庫としての役割しかありません。
5年、10年以上も使わない予定のお金を金庫に眠らせておくのはもったいないです。

それならばもっと利率の良い投資先を見つけて運用したり、
あるいは将来のために役立つ勉強や、多くの経験が得られる旅行などに使った方が
トータルで考えてプラスになります。

手持ちの現金は直近で使う予定のある額+非常事態に備えた額程度で十分です。
きちんと勉強した上で余剰資金を運用していきましょう!



ビジネス

次に、取り組んだビジネスについてもコメントします。

と言っても私のやっているビジネスはどれもまだ小規模で、
利益とは微々たる物です。

しかし、やっていく中で感じることが多くありましたので、
そこをメインにコメントしたいと思います。

キャッシュフローゲーム会

このWebページでもご紹介しているキャッシュフローゲーム会です。

これは多くの方に気付きを得てもらうために開催してもらうもので、
2018年1月から始め、20回以上開催することができました。

やってみて感じたのは、多くの方が自分の将来を真剣に考えているということでした。
20代前半50代まで多くの方にご参加いただきましたが、
その全ての方々が真剣に、少しでも多くのことを学ぼうとしていました。

私の学びとしては投資の大切さやその考え方を伝えることが出来た反面、
物事を漏れなく分かりやすくお伝えすることの難しさも感じました。

継続してキャッシュフローゲーム会は行いたいと考えていますが、
2019年ではもう少し火付け役としての自覚を持ってセミナーに取り組みたいですね。

初心者のためのキャッシュフローゲーム会

<初心者のためのキャッシュフローゲーム会のページへ>

個人向け資産形成コンサルティング

キャッシュフローゲーム会の開催を始めたのと同じ時期から、
個人向けの資産形成コンサルティング業を開始しました。

ビジネスや投資に興味のある方と個別でお話しさせていただき、
より深く勉強してもらうための方策を提案させていただいています。

このビジネス自体はまだ一本でやっていける程大きなものではありませんが、
時々いらっしゃるお客さんに対し面着でご対応しています。

こちらもキャッシュフローゲーム会と同様に、
ビジネスに取り組もうと考えている方にとっての火付け役だったり、
投資を考えている方へ正確な情報を伝えられる存在になりたいと考えています。

ただの経験に基づく話に終わらないよう、2018年中にFP資格も取得することができました。
これからも継続的に勉強していきたい所存です。

この事業をメインにできるよう、2019年も積極的に事業展開していきたいです。



webサイト開設

このwebサイトを開設するために2018年1月から勉強を開始し、6月に開設することができました。

法人のwebサイトであれば、業者に外注することも多いとのことですが、
私はどうしても個人でメンテナンスできる形態にしたくて勉強することにしました。

このときにスクールに通っていたのですが、個人では学べないことを多く知れました。
HTML・CSSなどの言語からWebデザイン、イラスト、動画、マーケティングまで
幅広く勉強できたのはこのスクールのおかげでした。

ちなみに、このサイトのロゴはスクールで勉強した内容を使って作成しました。
過去の記事ですがこちらもご参照ください。

プロ直伝のコツを使って、デザイン経験0の素人がブログのロゴを作成した話

当初の目標は、自分の思っていることを発信できる場を作ることだったんですが、
webサイトを公開してから半年以内にセミナーの申し込みを数件いただくことができました。

それだけでなく、実はこのwebサイトは月間3000PVあります。
そのほとんどがお客さんになっていないという課題はあるのですが、
ただのサラリーマンの考えがこんなにも多くの人に語りかけられる場はそうないです。

これからビジネスを起こそうと思っている方は、
webサイトに対して勉強を始めることをおすすめします。

今後の展望

以上が2018年に取り組んだことのまとめです。

まず言えるのは、辞めたいと考えて少しでも行動を始めたおかげで、
普通のサラリーマンではできない多くのことを経験できました。

肝心の脱サラにはまだまだ遠く、一刻も早く脱サラしたい気持ちには変わりありませんが、
これからも地に足を着け、着実に脱サラに向けて歩んでいきたいです。

では、2019年も理系サラリーマンのサラリーマン脱出記をよろしくお願い致します。