こんにちは!かーりーです。
夏真っ盛りで最近は異常な暑さですね!
子ども達はそろそろ夏休みに入ったころでしょうか。
夏のイベントの一つ、サマージャンボ宝くじ。
実は私も買おうか迷っています。
ということで、今回のテーマは宝くじです!
宝くじについては以前も記事にしており、これで2回目。
今回は宝くじで本当にお金が増えるのかを調べます!
また、貯金と比べてどのくらい差があるか?
もっとお金を増やす方法があるか?
といったところまで話を進めようと思います!
最後まで読めば1億円だって手に入れられるようになりますよ!
宝くじの基本情報
まずは、宝くじの基本情報を確認しましょう。
- 宝くじの起源
- 当選金額と当選確率
- 高額当選者の生活、その後
についてはこちらの記事で紹介していますので、
一度こちらも読んでいただくのをオススメします!
宝くじに関する調査結果
本題に入る前に、宝くじの面白い調査結果をご紹介します。
これを見れば、お金が増えるのかを具体的にイメージできます。
これらの調査結果は宝くじ公式サイトに掲載されており、
18歳以上男女9,718人を対象に平成28年4月に実施されました。
宝くじの購入理由
そもそも何故宝くじを購入するのか?についての調査結果がこちら。
宝くじの購入理由は、「賞金目当て」と「大きな夢があるから」
宝くじ(数字選択式宝くじ以外)の購入理由は、「賞金目当て」(61.9%、前回63.8%)と「宝くじには大きな夢があるから」(42.5%、前回44.7%)が二大理由でした。
やはり、1等の5億円をはじめとする賞金は魅力的です。
これで一攫千金を狙っている人が多いというデータですね。
とはいえ、宝くじ1等の当選確率は2,000万分の1。
なかなか当たらないとは分かりながら夢を買う人が多いようです。
宝くじの平均購入額
次に、宝くじの平均購入額についての調査結果がこちら。
最近1年間で宝くじをいくら購入したかを聞いたところ、非購入者を含めた全体の平均では13,550円、購入者の平均では26,650円でした。
こちらのデータには少し驚きました。
宝くじを購入している人は1年あたり約26,000円を使っています。
宝くじ1枚が300円ですので、購入枚数の平均は90枚程度です。
賞金額を取るか?当選確率を取るか?に関する購入者の傾向
近年では「ミニくじ」と呼ばれるくじがあります。
これは当選賞金は低いけど当選本数の多いくじのことです。
賞金額を取るか?当選確率を取るか?は非常に悩ましいところです。
それについての調査結果はこちら。
「当せん確率は低いが1等賞金が高額」な宝くじと、「1等賞金は低いが当せん確率が高い」宝くじのどちらに魅力を感じるかを聞いたところ前者が14.6%、後者が70.3%で、確率重視の“本数派”が半数以上を占める結果となりました。
今回
(平成28年)前回
(平成25年)「当せん確率は低いが1等賞金が高額」
に魅力14.6% 20.9% 「1等賞金は低いが当せん確率が高い」
に魅力70.3% 61.1%
この結果からは、
「高額当選はしたいけど、当たらなければ意味がない」
という購入者の想いがダイレクトに伝わってきます。
普通の宝くじでの1等賞金は1億円。ミニくじでは1,000万円。
当たらない1億円より当たりそうな1千万円が欲しいと考える人が多いようです。
宝くじを買ったら本当にお金が増えるのか?を検証
さて、いよいよ本題です。
宝くじを買うとお金が増えるのか?を検証します!
宝くじを買った場合のお金の増え方
……と意気込んだのですが、残念なお知らせがあります。
以前の記事でも紹介していますが、宝くじの購入金額300円に対する期待値は150円です。
つまり、買った瞬間に価値は半減します。
宝くじを買った場合のお金の増え方を具体的な数字を上げて確認してみます。
例として、宝くじを買ってミニくじ1等の1,000万円を目指します。
購入者の平均購入額26,000円を毎年の宝くじ購入に当てます。
しかし、残念ながらその金期待値は半分である13,000円です。
期待値通りだと、毎年13,000円を貯金するのと同じです。
この場合、1,000万円に到達するには1,000万÷13,000=769年かかります。
こう考えると、宝くじで1,000万円を目指すのはとても難しく、
あくまで夢を買っていると考えた方が良さそうです。
貯金をした場合のお金の増え方
どうせ期待値が半分なら、おとなしく貯金をした方が良いのでしょうか?
宝くじの平均購入代金26,000円を毎年貯金した場合、
1,000万円に到達するのは1,000万÷26,000=385年かかります。
宝くじの購入代金程度で貯金をしても、1,000万円には到底届きません。
そして何より夢がないです。
1,000万円を手に入れるのは本当に不可能なのか?
ここまで見てきたように、1,000万円手に入れるには
- 宝くじを買い続ける場合には769年
- 貯金の場合には385年
かかることが分かりました。
こうなると、ミニくじ当選金1,000万円ですら手に入らないのか…と思いますよね。
実はそんなことはありません。
うまく投資ができるようになれば1,000万円も不可能ではないんです。
投資とは?
投資と聞くと、なんとなく怪しい雰囲気を感じる方もいると思います。
私も大学生の頃は株をやってた同級生を白い目で見ていました。
しかし投資自体は怪しいものではなく、
むしろお金を増やしたいなら必須の知識です。
投資で最もよく聞くのは株でしょうか。
成長しそうな企業にお金を預け入れると報酬や売買で増やすことができます。
最近はその敷居も下がっていて、ネット証券を使えば2日ほどで取引がスタートできます。
他にもFX、投資信託、不動産などが代表的な投資として挙げられます。
投資はかけ算でお金が増えていく
なんと言っても投資が強烈なのは「複利」でお金が増えていくことです。
複利については以前の記事で一度まとめていますので、
こちらも読んでみてください。
まず、貯金のお金の増え方はたし算です。
毎月決まった額を貯金に回していきますよね。
同じ額を毎月足していくのでたし算という訳です。
一方で複利とは、かけ算でお金が増えていくことを指します。
元手が少ないときはお金の増えるスピードはゆっくりですが、
一度スピードが上がれば爆発的に伸びていきます。
あなたが投資を勉強して、複利でお金を増やせるようになった場合を考えてみましょう!
投資をした場合のお金の増え方
ここで重要になるのが「年利」です。
どれくらいの割合で増えていくのかということですね。
「年利5%」というと毎年5%お金が増える状態を指します。
一番身近な投資に銀行預金がありますが、
こちらは年利0.01%くらいなので全然お金が増えないんですね。
ここからは、10万円を元手に複利でお金を増やす計算をします。
10万円は宝くじ購入者の平均額の約4倍。
投資をするために4年我慢したと考えましょう。
年利6%で運用した場合
年利6%、つまり1年間で6%お金が増えるパターンです。
投資信託などの商品で狙えるような年利ですね。
1年間投資をすると、10万円×1.06=10万6000円になります。
2年間では10万6000円×1.06=11万2360円
3年間では11万2360円×1.06=11万9101円
こんな風に毎年かけ算でお金が増えていきます。
では、これだと1,000万円になるのはいつなのでしょう?
実は、79年です。貯金の385年に比べると圧倒的に早いですよね。
これが複利のパワーです。
とは言え、79年も待てないですよね。
私も今から79年待てば100歳を超えてしまいます。
では、あなたがもう少しうまく運用できた場合を考えます。
年利10%で運用した場合
年利10%、つまり1年間で10%お金が増えるパターンです。
株などで長期保有しながら狙えるゾーンです。
1年間投資……10万円×1.1=11万円。
2年間投資……11万円×1.1=12万1000円
3年間投資……12万1000円×1.1=13万3100円
先ほどよりも増えるスピードが早いですね。
この場合だと、1,000万円に到達するのはなんと48年後です。
48年後に1,000万円もらえるならばまだ期待できますね。
では、もっともっと色んな投資ができるようになるとどうなるのでしょうか?
年利20%で運用した場合
年利20%の領域になると単に保有するだけでなく、
短期的な売買のテクニックも必要になりかなり難易度が上がります。
ですが、これだけのテクニックを取得できれば、
10万円が1,000万円になるのに25年しかかかりません。
今30歳の方でも定年前に1,000万円が受け取れるんですね。
しかも、今ご紹介したのは元本が10万円で固定の場合でした。
もし毎年投資に回せるお金がもっと多ければ、もっと早く1000万円に到達します。
元金が増えれば1億円だって夢じゃありません。
投資のメリット・デメリット
ここまで見てきたように、投資には強烈なパワーがあります。
その一方で、良いことばかりではありません。
メリットとデメリットをきちんと把握しましょう。
投資のメリット
先ほどまで見てきた
- 宝くじを購入した場合
- 貯金した場合
- 投資した場合
のお金の増え方をまとめます。
前提条件を改めて確認しましょう。
- 宝くじは毎年26,000円分購入する
- 貯金は毎年26,000円行う
- 投資は最初4年で100,000円の元手を作る
それぞれの場合、1,000万円に到達するまでの年数は下表の通りです。
種類 | 1,000万円に到達するまでの年数 |
宝くじ購入 | 769年 |
貯金 | 385年 |
年利6%の投資 | 79年 |
年利10%の投資 | 48年 |
年利20%の投資 | 25年 |
見てもらえば分かるように、投資のメリットはそのスピードです。
宝くじや貯金を買う場合と比べると圧倒的に早いですね。
投資のデメリット
では、デメリットとは何でしょうか?
私は、大きく分けて2つあると考えています。
1.お金が減る可能性がある
これは絶対に把握しておかなければいけないデメリットです。
投資先の選択に失敗すればお金が減る可能性もあります。
よく、リスクとリターンは表裏一体と言われています。
大きくお金が増える可能性がある投資は、同時に大きく減る可能性もあります。
また、投資は自己責任で行うものです。
お金が減った場合に守ってくれることはほぼ無いと考えましょう。
ご自身のお金ですから、慎重な判断が必要です。
この点は、次のデメリットにも関連します。
2.投資には勉強が必要
何も知らないのにいきなり不動産を買ったりFXを始めるのは絶対にNGです。
最悪、破産もありえます。
最低限、それぞれの投資がどのような仕組みでお金が増えるのか、
自分の許容できるリスクがどの程度かは把握しておきましょう。
投資を簡単に勉強する方法は?
デメリットを見ると少し怖くなってしまうかもしれませんが、
お金を増やすことを考えた場合、投資は避けて通れません。
自分のお金を使って投資するのであれば、きちんと勉強したいですよね。
といっても投資の勉強は難しそう…と思いませんか?
そんなあなたには私の主催する勉強会がおすすめです。
たった1回ゲームをするだけで、投資の基本が勉強できます!
実際に色んな投資をやってみて、何がご自身に合っているのか一緒に考えてみませんか?
勉強会はこちらから参加できます。
まとめ
- 宝くじの期待値は150円。買うなら夢を買うつもりで。
- 貯金はたし算。確実だがお金はゆっくりとしか増えない。
- 投資は複利でお金を増やす強烈な方法。お金を増やしたいならマスターすべし。
- 投資はきちんと勉強して、それぞれのメリット・デメリットを把握しよう。